「さっぱり」と「しっかり」の使い方
こんにちは。
このブログは日本語のみで書かれています。
もし少し難しいと思ったらYomichanなどの辞書を使って読んでみてください。
ブログの最後にYoutube動画もありますので、そちらも見てくださいね。
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さて今日は副詞の「さっぱり」と「しっかり」について練習していきます。
それでは、まず「さっぱり」の意味と使い方を見ていきましょう。
「さっぱり」
1.気になるものや、不必要なものがなくなって、気持ちがいいさま。
「汗をかいた後、シャワーを浴びてさっぱりした。」
2.性格や味などが、しつこくないさま。あっさり。
「彼はさっぱりしているから、小さなことで文句を言わない。」
「うどんのようなさっぱりしたものが食べたい。」
*味については、あっさりの反対の意味で、こってり:しつこい、あぶらっぽい がよく使われます。
3.あとに何も残らないさま。
「冷蔵庫の食べ物をきれいさっぱり食べてしまった。」
4.全然。まったく。(否定文)
「上司の考えが、さっぱりわからない。」
「あんなに練習したけれど、試合の結果はさっぱりだった。」
(さっぱりの後に否定形を使わない場合は、「全然だめだ」という意味になります)
それでは、「しっかり」の意味と使い方を見ていきましょう。
「しっかり」
1.かたくて、じょうぶなさま。
「靴の紐をしっかり結んでください。」
2.考え方や性格が確かで信用できるさま。
「同僚はしっかりしているので、たくさんの仕事を任せられている。」
3.気持ちを緊張させて確実にするさま。
「しっかり勉強して、テストに合格します。」
4.十分あるさま。
「しっかり栄養をとって、早く元気になってください。」
それでは、クイズで使い方を練習していきましょう。
~問題~
ただしいものを選んでください。
1.練習しても(さっぱり・しっかり)うまくならない。
2.大掃除をして部屋が(すっかり・さっぱり)した。
3.彼はまだ5歳だけれど、(しっかり・やっぱり)質問に答えた。
4.(さっぱり・すっかり)暗くなってしまった。
5.(しっかり・ぴったり)貯金して、家を買うつもりだ。
6.本を本棚に並べて(すっきり・しっかり)した。
7.(さっぱり・しっかり)寝て、明日のマラソンに備えておく。
8.ラーメンはこってりしているから、
飲み物は(さっぱり・てっきり)したものがいい。
9.シートベルトを(すっかり・しっかり)お締めください。
10.一晩寝たら、きれい(しっかり・さっぱり)わすれてしまった。
それでは、答えを見てみてください。
1.練習してもさっぱりうまくならない。
2.大掃除をして部屋がさっぱりした。
3.彼はまだ5歳だけれど、しっかり質問に答えた。
4.すっかり暗くなってしまった。
5.しっかり貯金して、家を買うつもりだ。
6.本を本棚に並べてすっきりした。
7.しっかり寝て、明日のマラソンに備えておく。
8.ラーメンはこってりしているから、
飲み物はさっぱりしたものがいい。
9.シートベルトをしっかりお締めください。
10.一晩寝たら、きれいさっぱりわすれてしまった。
どうでしたか。「さっぱり」と「しっかり」の使い方は覚えられましたか。
「さっぱり」は「すっきり」と同じ意味で使われることがよくあります。
「すっきり」については別の動画とブログで確認にしてくださいね。
それではまたレッスンでお会いしましょう。
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