「験を担ぐ(げんをかつぐ)」
みなさん、こんばんは。
みなさんは迷信(めいしん)を信じますか。
迷信と言えば、人々に信じられているけれど、
科学的な根拠がないものですが、
今日はちょっと似ている言葉を紹介します。
「験を担ぐ(げんをかつぐ)」という表現を知っていますか。
これは、ある事に対して、以前に良い結果が出たので、
それを繰り返してすることでいい結果を得ようとすることです。
また、いいことや悪いことが起こるのを気にすることです。
例えば、赤い服を着て行ったときにコンテストで優勝したら、
次のコンテストのときにも赤い服を着て行って、
優勝することを願ったり期待することを、
「験を担いで赤い服を着ていく」あるいは、
「験担ぎで赤い服を着ていく」のように使います。
「験(げん)」は「げん担ぎ」や「ゲン担ぎ」のように、
ひらがなやカタカナで書かれることもあります。
日本でよく知られているゲン担ぎの一つは、
試合や試験の前にトンカツを食べるというものです。
理由は、とん「勝つ(かつ)」という音から、
試合に勝てる!と考えて、
縁起(えんぎ)を良くするためです。
みなさんは、験を担いでしていることはありますか。
もし、面白いゲン担ぎがあったらコメント欄に書いてみてくださいね。
それではまたオンラインレッスンでお会いしましょう。
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