JLPT N1 漢字「傷」上級日本語
今日紹介するのはJLPT N1レベルの漢字「傷」です。
音読みは「ショウ」、
訓読みは「きず、いた-む、いた-める」です。
意味は次の3つです。
① きず。けが。
② きずつく。きずつける。損なう。
③ いたむ。悲しむ。心をいためる。
なんとなく全体的に痛くて悲しい感じがする感じですね。
それでは、例文を見ながら使い方を見ていきましょう。
1) この薬は外傷(がいしょう)にお使いください。
2) 事故に遭(あ)ったけれど、軽傷(けいしょう)だけですんでよかった。
3) 格闘技をしていると生傷(なまきず)が絶(た)えない。
4) 試合で負傷(ふしょう)した選手が今シーズン復帰(ふっき)する。
5) 失恋して傷心中(しょうしんちゅう)の彼を励(はげ)ました。
先ほど、外傷、軽傷と傷の特徴を表す言葉がありましたが、
火や熱でけがをするということを「火傷」このように書きます。
読み方は「かしょう」と「やけど」とどちらでも読みます。
ただし日常会話では「やけど」と言うことが多いです。
やけどは特別な読み方なので、是非覚えておいてくださいね。
それでは、クイズです。
漢字を読んでください。
答えはこのページの一番下にありますよ。
後で確認して見てくださいね。
(動画でも確認できます)
1) この度はご愁傷様でした。
2) インターネットで誹謗中傷を受けて困っている。
3) この地震による負傷者はいませんでした。
4) この薬には殺傷能力がある。
5) 言葉の暴力で傷付いた。
1番の「ご愁傷様」という言葉は、お葬式などで亡くなった方のご家族に、
「悲しい気持ちがよくわかります。とても残念に思います」と言う気持ちを伝えるときのフレーズです。
「この度はご愁傷様です」または「ご愁傷さまでございます」と伝えます。
さて、今日の漢字はちょっと痛くて悲しいものでしたね。
イメージはつかめましたか。
音読みも訓読みも特別な読み方も覚えておいてくださいね。
それではオンラインレッスンでお会いしましょう。
<クイズの答え>
1) この度(たび)はご愁傷様(ごしゅうしょうさま)でした。
2) インターネットで誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)を受(う)けて困(こま)っている。
3) この地震(じしん)による負傷者(ふしょうしゃ)はいませんでした。
4) この薬(くすり)には殺傷能力(さっしょうのうりょく)がある。
5) 言葉の暴力(ぼうりょく)で傷付(きずつ)いた。
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