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Writer's pictureEriko Kasai

「にこにこ」と「にやにや」

今日は、副詞の「にこにこ」と「にやにや」の意味と使い方を紹介します。

「にこにこ」も「にやにや」も笑うときの様子を表現するときに使います。


まずは「にこにこ」の意味と使い方を説明しましょう。

にこにこは、うれしそうに声をださないで笑う様子を表します。



「にこにこする」「にこにこと笑う」のように使います。


それでは例文を読みながら使い方を確認しましょう。


赤ちゃんは、音楽をきいてにこにこと笑っている。

彼女はいつもにこにこしているので、話しかけやすい。

両親は子供たちが遊んでいるのをにこにこと見ている。


それでは、次に「にやにや」の意味と使い方を説明しましょう。

「にやにや」は、「にこにこ」と同じように声を出さないで、笑うようすですが、

にこにことは違うことは、心の中で何かを考えて笑っているときに使います。





考えていることは、うれしいことのほかに、自分に利益があること、

恥ずかしいことや、下品なことの場合もあります。

ですから、にこにこに比べると、

にやにやは少し暗い雰囲気のある笑い方になることがあります。



それでは例文を読みながら使い方を確認しましょう。

彼女はたくさんのお金を眺めてにやにやしている。

好きな人のことを考えながらにやにやしている。

いい考えが思いついて、彼はにやにやと笑っている。


にやにやに似ている言葉に「にたっ」と「にたり」があります。

この二つは特に、心の中で「自分の期待通りになって嬉しい」と思うときに使います。




日本語には笑い方を表現する擬音語・擬態語がたくさんあります。

小説や漫画などにたくさん出てきますので、

是非注目して読んでみてください。

それでは、またオンラインレッスンでお会いしましょう。






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